これは、30日午後、ハノイで行われた韓国大統領特使パク・チャンダル氏との会見で、ルオン・クオン国家主席が明らかにしたものです。
クオン主席は、両国の発展の可能性は非常に大きいと強調した上で、科学技術、イノベーション、人材育成などの分野での協力を引き続き強化するとともに、バランスの取れた持続可能な形で、2030年までに両国間の取引総額を1500億ドルに引き上げるという目標を早期に達成できるため取り組むよう提案しました。また、文化・スポーツ分野における協力や国民交流の拡大にも期待を寄せました。
さらに韓国で生活・学習・労働している約35万人のベトナム人に対し、引き続き関心と支援をお願いしたいと述べました。
これに対し、パク・チャンダル特使は、イ・ジェミョン大統領がベトナムとの関係を非常に重視しており、ベトナムを地域の重要パートナーと見なしていることを明らかにするほか、韓国新政権としても、ベトナムと緊密に連携し、ともに発展を目指す方針を明らかにしました。
また、韓国が2025年に開催予定のAPEC=アジア太平洋経済協力首脳会議、そして2027年にベトナムで予定されている同会議の成功に向けて、両国が緊密に協力していくことを強調しました。
(VOVWORLD)