「パレスチナ問題の平和的解決と二国家解決の実施」をテーマとするハイレベル国際会議が、7月28日、アメリカ・ニューヨークの国連本部で開幕しました。会議はフランスとサウジアラビアの外相の共同議長により開催されました。
同日午後の全体会合で、国連ベトナム政府代表部のドー・フン・ビエット大使は発言し、ベトナムが一貫して二国家解決を支持し、パレスチナの国連正式加盟を支持する立場を改めて強調しました。ビエット大使はまた、パレスチナ国民の正義の闘いに対し、深い連帯と揺るがぬ支持を表明しました。
さらにビエット大使は、関係各国に対し、国連憲章や国際法、国際司法裁判所(ICJ)の暫定措置、国連の関連決議を尊重し、交渉の場に復帰するよう呼びかけました。
これに先立ち、7月23日に行われた国連安全保障理事会の中東・パレスチナ情勢に関する公開討論でも、ビエット大使は長引く紛争、女性や子どもに対する暴力、ガザ地区で悪化する飢餓に深い懸念を表明し、すべての当事者に対して即時停戦と人質の解放を求めるとともに、国連や人道支援機関による民間人支援活動を妨げる一方的な行為に反対する姿勢を示しました。
(VOVWORLD)