この数日、中部ダナン市で4人が新たに新型コロナウイルスに感染していることが確認されたことを前に27日午前、グエン・スアン・フック首相は新型コロナウイルス感染症に関する政府会議を主宰しました。
会議で、フック首相は24日まで99日間続けて海外からの入国者を除く国内での新規感染はゼロだったものの25日にダナン市の男性の市中感染が確認されたことを受けた直後、ダナン市当局と保健省はこの感染症の流行に歯止めをかけるための様々な措置をとってきた。保健省はダナン市に幹部を派遣すると共に、30人以上の集まりをしないなど社会的距離措置を主体的に実施している」と明らかにしました。
また、新型コロナウイルス感染症が複雑に推移していることから、断固とした措置を取らないと、この感染症の制圧に成功できないだろうと強調した上で、「28日0時から、ダナン市は社会的距離措置を実施しなければならない。ダナン市から移動する人々は医療申告をしなければならない」と明らかにしました。
同日、政府本部で、新型コロナウイルス感染症予防対策中央指導委員会の委員長を務めるブー・ドゥク・ダム副首相は同委員長の会議を主宰し、現段階の新型コロナ予防対策を指導しました。
