4日午前、南部キエンザン省で、トー・ラム党書記長は、キエンザン省党委委員会およびアンザン省党委員会と会合を行い、党中央委員会の決議や結論の実施状況、行政機構の再編、社会の安定維持、国防・安全保障、経済成長の推進、社会保障や貧困削減、住民生活の向上など、両省における幅広い課題について意見交換を行いました。
会合の結論でトー・ラム書記長は、両省に対し、2020〜2025年期の省党大会で掲げられた目標・指標の達成状況を点検し、最高水準での目標達成に向けた具体的な対応策を講じるよう強調しました。
トー・ラム書記長はまた、アンザン省とキエンザン省の合併後における最優先課題として、「思想の統一」と「住民の合意」、さらに「革命の伝統」と「発展への志の継承」を挙げました。
(テープ)
「新しい省は、速やかに組織・体制を安定させるとともに、経済社会発展に向けて主体的かつ柔軟で、創造的、そして断固たる姿勢で取り組む必要があります。当面の目標は、2025年の各指標を包括的に達成することであり、特にGRDP=域内総生産を8%以上に引き上げることで、将来的な2桁成長の基盤を築くことです。そのためには、ビジネス環境、都市計画、インフラ、資金、デジタルトランスフォーメーション、人材といったボトルネックの解消に全力を挙げる必要があります。行政改革や権限移譲、手続きのデジタル化、手続きにかかる時間とコストの削減も推進し、民間セクターやデジタル経済の能動的な発展に原動力をつけるべきです。また、党中央政治局の重要決議、とりわけ57号、59号、66号、68号などについても、創意工夫をもって真摯かつ一貫して実施する必要があります。経済発展と同時に、『人』を中心に据え、社会保障を包括的に推進し、国民の生活の質を高めなければなりません」
この機に、トー・ラム書記長は、2027年にフーコック市で開催されるAPEC首脳会議についても言及し、「この国際的な重要行事はメコンデルタ地域全体、ひいては全国にとって特別な意味を持つ」と述べ、地方行政府に対し、準備作業を最大限に強化し、進捗、質、安全のすべてにおいて万全を期すよう求めました。
(VOVWORLD)