3日午後、ハノイで政府党委員会の委員長を務めるファム・ミン・チン首相は、2020年~2025年期の第2回政府党委員会総会を主宰しました。
会議では、2025年~2030年期における第1回政府党委員会代表大会に向けた政治報告書案および、2020年~2025年期の総括報告書案について意見交換が行われました。
政治報告書案に関して、チン首相は、第14回党大会に提出される各草案文書の方向性に沿う必要があると強調し、特に年間経済成長率を2桁にする必要があると訴えました。
また、チン首相は、経済成長モデルの転換に向けた主要な任務、突破口、対策として、「迅速かつグリーンで持続可能な発展」を挙げ、制度、インフラ、人材に関する3つの戦略的な突破口の継続的な実施、政治局の戦略的決議の実行、地方行政府の2層制モデルの構築・実施、民間経済を主要な原動力としつつ国家経済が主導的役割を果たす方針の推進を強調しました。
さらに、国防・安全保障の強化、戦略的インフラプロジェクトの完成、経済外交を含む対外活動の効果向上、気候変動や高齢化社会への対応などの重要性にも言及しました。
(VOVWORLD)