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特別な記事

中部ゲティン省の民謡「ビーとザム」

2014年11月27日、フランスの首都パリにおいて、中部ゲティン省の民謡「ビーとザム」が世界無形文化遺産であると批准された。これはUNESCOに批准されたベトナムの9つ目の世界文化遺産である。
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          ベトナムの民謡の「ビーとザム」はゲーアン省、ハーティン省に発展し、この2つの省は803人の芸術家、2000人のメンバーで、100の民謡「ビーとザム」のクラブがある。
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私たちはベトナムの民謡「ビーとザム」を理解するために、そのふるさとであるベトナムのゲアン省を訪ねた。

午前6時、私たちはハノイを出発、ホーチミン主席のふるさとであるゲアン省ナムダン県キムリエン村へ向かった。ここは民謡「ビーとザム」が一番多く歌われている場所である。

ナムダン県の文化を担当し、「ビーとザム」のクラブのビーとザムの歌詞を編集するチン・フン・ミン氏は私たちを迎えてくれた。その後、私たちはビー・フオン・ヴァイ・キム・リエンクラブのメンバーが住んでいるキムリエンの古い家を訪問した。
ここで、80歳を越したチャン・ヴァン・トゥ芸術者と会った。トゥ芸術者はビー・フオン・ヴァイの古い歌詞をはっきりと覚えている。トゥ芸術者は昔、キム・リエン村の男女の若者たちは誰でもビー・フオン・ヴァイを歌うことができた。
ビー・フオン・ヴァイの特徴は歌詞がするどく、リズムが柔らかである。そのため、子供の時から、ホーチミン主席は、友達と共にビー・フオン・ヴァイを聞きに行った。
今、ナムダン県において、伝統的な手工芸品である布を織る仕事がなくなったが、民謡「ビーとザム」は、まだ残っている。私たちもキムリエン中学校の3年生のクラスを訪問した。当時、その学生たちは歌謡曲ではなく、伝統的な民謡「ビーとザム」を勉強していた。

  

ベトナムのゲアン省ナムダンのナムタイン集落のとザムクラブのメンバーがビーとザムを練習している。
撮影:チョン・チン

ビーとザムを聞くと、歌のリズムは柔らかく、また、それを歌う人の日常生活でも理解できる。
             ベトナムのゲアン省ナムダンのナムタインのビーとザムクラブのメンバーの練習風景。               撮影:チョン・チン

ビーとザムを通じて、農民たちの日常生活が理解できる。
撮影:チョン・チン

子供たちにビーとザムを教えるため、ビーとザムを歌う年寄り。
撮影:ヴィエット・クオン

学生たちにビーとザムを教えているトゥイ先生。
撮影:チョン・チン

 学生たちにビーとザムを教えているマイ・ラン先生。
撮影:ヴィエット・クオン

 

ゲーアン省・ハーティン省における有名なビーモイチャウ」歌。
撮影:チョン・チン


1月31日に行われる「人類非物体文化遺産」の授与式のために、練習するゴックソンの民謡の「ビーとザム」。
撮影:ヴィエット・クオン

ベトナムの民謡の「ビーとザム」を演奏するゲーアン省、タインチュオン郡、ゴックソン町におけるフン・ティ・ティンさんとヴォー・ティー・マイさんとヴォー・ティー・ヴァンさん。
撮影:チョン・チン
 
 
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          ベトナムの民謡の「ビ−とザム」は、相手がない伝統的なベトナム音楽様式の一つであり、ゲーアン省、ハーティン省における共同体により創造され、発展される。民謡「ヴィーとザム」は生活、労働、子守をするとき、機織、稲漕ぎのときなどに、歌われる。
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2日目、私たちは民謡「ビーとザム」のふるさとの一つでもあるタインチュオン県を訪問した。
ここの民謡「ビーとザム」ゴックソンクラブは民謡「ビーとザム」がUNESCOに世界無形文化遺産の批准に、大いに貢献した。
その時、民謡「ビーとザム」ゴックソンクラブは、1月31日行わる民謡「ビーとザム」がUNESCOに世界無形文化遺産であると批准された証明書授与する式に、演奏される「ビーとザム」の練習をしていた。そのクラブの担当者であるヴォー・ティ・ヴァン女史はその練習を指導した。
5年間前に設立されたばかりであるが、民謡「ビーとザム」ゴックソンクラブには40人のメンバーがいる。


ヴォー・ティー・ヴァン(Vo Thi Van)女史は各ベトナムの民謡の「ビーとザム様式を保存し、開発する事業に貢献を果たしたので、2014年、「優秀的な芸術家」の名誉を授与された。
 
ヴァン女史は「私たちの長年の希望であった、ベトナムの民謡の「ビーとザム」が世界文化遺産として公認されたことを知り、私は嬉しくて涙が出ました。」と感動に言った。
 
第3日の工程の初日として、私たちはベトナムの民謡の「ビーとザム」地域に到着するために、ヴィン(Vinh)市へ向った。
 
ヴィン市では、ホンリュウ人民芸術家・ゲイアン地域の民謡保存・開発センターの副監督と出会った。彼は、ベトナムの民謡の「ビーとザム」を保存し、開発する事業に大きな貢献を果たした人である。
 
リュウ女史によると、ベトナムの民謡の「ビーとザム」を保存し、開発において、この大衆様式は、舞台で演ずることは重要な意義がある。1970年、「クオン・ファイ・トイ氏のベトナムの民謡の「ビーとザム」劇は、多くの見る人の支持を得た。その後に、「ラム川の少女」民謡「ビーとザム」と劇、「ロイグオイ」民謡などの多くの民謡「ビーとザム」と劇は、深い感銘を与えた。

 

練習するゲーアン省、ヴィン市のヴィンタンの「ビーとザム」。

練習するゲーアン省、ヴィン市のヴィンタンの「ビーとザム」。

ラム川において、「ヴィーソンラム」歌曲を演奏するゲー地域の民謡保存・開発センター。
撮影:シー・ミン(Sy Minh)



「ゲー地域のベトナムの民謡の「ビーとザム」フェスティバル」はベトナムの民謡の「ビーとザム」の価値を表現するために、ゲーアン省、ハーティン省により、毎年開催される。
撮影:シー・ミン(Sy Minh)

ゲイアン省、ハーティン省はベトナムの民謡の「ビーとザム」を紹介し、広めるための、「ビーとザム」コンテスト、学校にベトナムの民謡の「ビーとザム」を紹介する活動、ベトナムの民謡の「ビーとザム」に関する資料、本やCD を、出版することなどの多くのベトナムの民謡の保存するために協力した。
 
現代的な生活は、華やかであるのに、ヴィン市は多くのベトナムの民謡のクラブがある。ヴィン市のヴィンタン地区におけるベトナム民謡クラブには、約40人のメンバーがいる。
 
ヴィン・タイン地区の「ビーとザム」民謡クラブの会長グエン・タイン・ヴァン氏によると、2011年に結成され40人のメンバーがいる。最も若いメンバーは7歳のチャー・ミーちゃんである。最年長は70歳である。
 
ベトナムの民謡の「ビーとザム」の故郷を訪問する3日間において、私たちは、民謡の「ビーとザム」に対するゲーアン地域、ハーティン地域の人々の愛情を理解した。私たちは有名なラム川、ホン山とともに、ベトナムの民謡の「ビーとザム」は永久に存在されることを信ずる。

 
9 つのベトナム非物体文化遺産:
1/ ベトナムの民謡の「ヴィーとザム」 (2014年に公認された).
2/ 南部のドンカータイトゥー(Don ca Tai Tu)音楽様式 (2013年に公認された)
3/フン王の祭事(2012年に公認された).
4/ フートォー省のハットソアン音楽様式(2011に公認された)
5/ フードン神殿、ソック神殿のゾン祭り (2010に公認された).
6/ 伝統音楽カーチュー音楽様式 (2009に公認された).
7/ クアンホー民謡(2009に公認された).
8/タイグエン銅鑼文化 (2008に公認された).
9/ フエ宮廷のニャーニャック音楽様式(2008に公認された).

 

 

 
文:タオ・ヴィー
撮影:チョン・チン、ヴィエット・クオン

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