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チャン・ダイ・クアン主席の日本の訪問:ベトナム・日本両国の友好関係を表現

チャン・ダイ・クアン主席が2018年5月29日から2018年6月2日まで、公式訪問するたびに、志水史雄アジア大洋州副局長 外務省庁舎のアジア大洋州副局長はベトナム通信社の新聞記者のインタビューに応じた。

志水史雄アジア大洋州副局長 外務省庁舎のアジア大洋州副局長
志水史雄アジア大洋州副局長:国家主席ご夫妻が国賓として日本に来られますが、このような天皇陛下、国家主席のご訪問に象徴されるように日本とベトナムの友好関係はかつてないほど緊密なっていると思います。
本年は、日本とベトナムの外交関係樹立45周年となります。日本とベトナムの間では長い交流の歴史がありますが、特に外交関係樹立以降日本とベトナムの両国のさまざまな分野で積み重ねられた協力と交流で、日本とベトナムの両国で強い親近感と信頼感が醸成されてきていると思います。近年政府の首脳レベル往来、接触が頻繁に行われています。
これらを通じて様々な分野で協力が確実に前進していると思います。私は日本の外務省の一員ですが、こうした進展を喜ばしく思うと同時に、議会、企業、市民など各会での幅広い交流が政府間、国民間の協力関係を支えてくださることに感謝いたします。

新聞記者:二番目ですが、よくこの協力の中ではどの分野で一番恩恵を受けているかご意見をお聞かせください。
志水史雄アジア大洋州副局長:特に、経済面が特筆すべきものだと思います。日本からODAをベトナムに再開したのが、1992年となります。日本はそれ以来トップトナーとしてベトナムの発展を後押ししていきました。特に、道路、港湾、電力などの基幹インフラの整備を支援してきましたが、ベトナムの経済発展にこれらの支援が大きく貢献するとともに、それによってベトナムの投資環境が整備され日本企業の進出をもたらしています。今や、ベトナムで活動する日本企業の数は1700社を超えていまして、東南アジア最大規模となっています。
それから日本とベトナムの双方向での貿易も順調に拡大してきていて、貿易収支は大変バランスのとれたものとなっています。経済面でのこのような関係の発展につれて、文化的な交流、それから人的な交流も発展もしてきています。昨年日本とベトナムの人的なの往来は100万人を超えています。現在日本には26万人を超すベトナムの人々が住んでいます。その多くの方が技能実習生であり、またEPAの枠組みでこれまで700人近いベトナムの方が、看護師または介護福祉士の候補者として日本にこれられ、関連施設で研修しながら学ばれ、またすでに日本の国家資格を取得され本格的に活躍されている方もいます。
今や多くのベトナムの方が、日本の経済、高齢化社会に貢献されています。このように、日本とベトナムの両国の間には、WIN,WINの経済関係が構築されていて、国民同士の間の友情、信頼が強化されています。引き続きこのような素晴らしい二国間関係を発展させていきたいと思います。

新聞記者:将来どちらの分野を両国が注目して、協力するべきでしょうか。また理由を教えてください。
志水史雄アジア大洋州副局長:二つあります。一つはベトナムの持続的成長は、日本の国益につながります。そればかりでなく、地域国際情勢が複雑に変化しています。今日みなさんお聞きになったと思いますが、アメリカと北朝鮮の首脳会談中止が発表されました。このように複雑に変化している中で地域の平和、安定、繁栄にベトナムの成長は資するものだと思います。それから、ベトナムはシーレーンに面していてこの地域の玄関口となっています。そのようなこともあり、ベトナムは日本と戦略的な利益を共有する重要なパートナーです。今後地域全体の視点を踏まえながら日本とベトナムの関係、協力を推し進めていく必要があると思います。日本は、自由で開かれたインド太平洋戦略を提唱していますが、インド洋、太平洋のちょうど間にあるところ結接線にあるのは、ほかならぬ東南アジアですが、この地域における連結性の強化は、ベトナムの持続的成長にとっても鍵だと思います。日本は引き続き質の高いインフラの整備を通じて、このような連結性の強化でも協力を進めていきたいと思います。このほかにベトナムの成長を後押しする産業競争力の強化、人材育成、行政改革支援などもご協力していきたいと思います。こういったことが日本とベトナムの間での一つの協力の今後の方向性だと思いますが、それだけでなく、もう一つ申し上げたいのは、日本とベトナムの関係は、いまや広範な戦略的パートナーシップです。このような広範な戦略的パートナーシップを発展させていく上では、地域国際社会の諸課題に関係する日本とベトナムの連携を強化していくことが重要だと思います。ベトナムは昨年APEC議長として成功をおさめられました、TPPに関してもベトナムと日本は非常に緊密に連携をしました。今年の8月からはベトナムはASEANの中で日本との調整国を務められます。2020年にはASEANの議長国となると聞いています。ベトナムの国際的地位は着実に高まっています。このようなベトナムと日本と間での信頼関係をさらに強化していく上で、地域の問題、国際社会の問題に関する連携が今後より一層大きなインパクトを持つことになります。
特に、日本もベトナムも海洋国家です。海の恩恵を受けている同志として法の支配に基づく自由で開かれた海洋秩序を強化するための協力と連携が今後重要になると思います。

新聞記者:ベトナムの国家主席の来日が日越の関係にどのような貢献があるか、またどの様な意味があるでしょうか。
志水史雄アジア大洋州副局長:クアン国家主席の国賓として訪日は、日本とベトナムにとって今年におけるもっとも重要な行事だと思います。クアン国家主席の訪日の際に、これまでの45年間の日本とベトナムの協力、交流進化を再確認し、昨今の複雑な地域情勢を踏まえながら今後の日越の関係を協議する良い機会だと思います。日本とベトナムの国民の間での信頼関係強化、それから自由で開かれた国際秩序構築に向けての連携の強化、こういったことをクアン国家主席が訪日される機会を通じてこうした協力を両国の間で確認し、また世界に向けて発信していくことは大きな意味があることだと思います。
文、写真:ベトナム通信社

全国文化会議におけるグエン・フー・チョン(Nguyen Phu Trong)書記長のスピーチの全文

全国文化会議におけるグエン・フー・チョン(Nguyen Phu Trong)書記長のスピーチの全文

11月24日の朝、政治局とベトナム共産党中央委員会の事務局は、ベトナム共産党第13回全国代表者大会の決議を実施するための全国文化会議をオンライン形式で、開催しました。グエン・フー・チョン書記長が出席し、会議を指揮するスピーチをした。ベトナムフォトジャーナルは「民族色豊かな先進的ベトナム文化の独特な価値をつくり・保存・発揮する努力」と題されたグエン・フー・チョン(Nguyen Phu Trong)書記長のスピーチの全文を紹介しよう。

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