ベトナムは今年1月から9月までに1540万人を超える外国人観光客を受け入れ、前年同期比21.5%の増加となりました。そのうち、ヨーロッパからの訪問者はビザ緩和政策の効果もあり、約35%と大幅に増加しました。統計局によりますと、9月単月の外国人観光客数は150万人に達し、前年同月比19.5%の伸びを記録しました。
観光促進プログラムの強化や主要祝日に合わせた各種イベントの開催、さらにビザ手続きの簡素化が、多くの外国人観光客をベトナムに引き寄せています。特にヨーロッパからの観光客数は、今年の第3四半期までに190万人を超え、前年同期比でおよそ35%増と過去最高を記録しました。
主要市場のほとんどで増加が見られ、ロシアは245%超、ポーランド55%、オランダ35%、フランス32.3%、イギリス29%超、ドイツ24%近くの伸びを示しました。特に、今年8月15日から45日間の滞在がビザなしで認められたベルギー、ブルガリア、クロアチア、チェコ、ハンガリー、オランダ、ポーランド、スイスなどの国々からの観光客が大幅に増えています。
また、すでに長年ビザが免除されている西ヨーロッパ諸国からの観光客数も引き続き堅調に増加しており、ベトナムの観光産業の成長を後押ししています。
(VOVWORLD)