8日午前、ハノイで第13期党中央委員会第13回総会が2日間の議事日程を終え、閉幕しました。閉会演説でトー・ラム書記長は、今回の総会が全ての議題を完了し、4つの主要な成果を収めたと強調しました。
第一に、第14回党大会に提出する文書を採択し、第14期党中央委員会および中央監査委員会の人事案、大会の日程、内容、作業規程、選挙規則について意見を集約しました。
第二に、2025年の経済社会発展計画の実施報告に関する結論を採択し、2021〜2025年の5か年計画の未達成指標を完遂する決意を表明するとともに、2026年の経済社会開発計画および2026〜2030年期の財政・予算計画の基礎を準備しました。
第三に、中央の権限内で早急に解消すべき制度上のボトルネックを明確化し、定期的な監視・評価の仕組みを整備し、指導者の責任を公表し、公共利益のために「考え、行動する」人材を奨励することを確認しました。
第四に、第13回中央委員会総会およびこれまでの政治局会議の結論を実施するための大きな方向性と方法を統一しました。
トー・ラム書記長は、中央委員会・政治局・書記局の決議や結論を速やかに制度化し、週・月・四半期ごとに厳格に実施すること、定期的な点検と監督で障害を迅速に取り除き、進捗・責任・結果を公開する必要があると強調しました。
さらに、トー・ラム書記長は「国民の生活水準と信頼こそ、すべての行動の最大の尺度であり、第13回中央委員会会議の成果もその尺度を満たさなければならない」と述べました。
(テープ)
「私たちは信頼と責任感をもって第13回総会の議事日程を完了しました。2025年の成果は好調で、二層制行政体制は円滑に機能し、地域統合後の発展空間が相互に補完し合っています。一方、戦略的競争、国際政策の変動、気候変動、デジタルトランスフォーメーションとグリーントランスフォーメーションへの対応といった課題も少なくありません。私たちの胆力、知恵、そして志があれば、これらの課題を乗り越え、機会をつかみ、国が日々発展していくと確信しています」
(VOVWORLD)