会議のまとめで、チン首相は、この決議の目的は、政治システムの機構をスリム化し、効率的かつ効果的に運営するとともに、自主性を高め、労働の質と公共サービスの質を向上させ、国民と企業への奉仕を強化することにあると強調しました。また、国家予算の支出を抑制しつつ、国民の生活満足度と社会参加を高めることも目標だと述べました。
チン首相は、内務省に対し、各省庁や地方が引き続き公的サービス機関、国有企業、そして政治システム内の組織・機関の再編の推進を指導するよう求めました。特に医療や教育などの分野では、実情を踏まえた調査研究を行い、合理的な再編策を提案し、国民に最も良い形で奉仕できる体制を整えるよう指示しました。
チン首相は次のように述べました。
(テープ)
「国民の生活水準を高めることが何より重要で、医療を受ける権利、教育を受ける権利を確保しなければなりません。現実に即して考え、現場の実情をもとに、最も国民に寄り添った医療体制を構築する必要があります。地方の実情に応じた分権も進めなければなりません。最終的な目標は、国民がより便利に診療を受けられ、子どもたちが安心して学校に通えるようにすることです」
(VOVWORLD)