この席で、チン首相は、毎年10月1日を国家イノベーションデーと発表しました。
チン首相は、「党と国家は、常に科学技術とイノベーションに関心を寄せており、科学技術とイノベーションを迅速で持続可能な発展に向けた国の最優先課題として見なしている」と強調するとともに、「ベトナムにとって、イノベーションは非常に重要な要素であり、新時代におけるデジタルトランスフォーメーション、グリーン転換、ベトナムの持続可能な発展の促進に役立つ」と明らかにしました。
また、チン首相は、「政府はイノベーション・スタートアップの加速を目指す政策や体制の点検・完備に集中するほか、イノベーションに関する経営投資活動を拡大する企業や投資家、人々にあらゆる好ましい条件を提示するはずがある」と強調しました。
国家イノベーションセンターに触れ、チン首相は「国家イノベーションセンターが設立されてから 5 年経った現在、徐々にイノベーションのけん引役の 1 つとなり、これまで、20 の国と地域に10 のメンバー ネットワークと 2000 人近くのメンバーを擁してきた」と評価した上で、「今後、国家イノベーションセンターの役割をさらに発揮する必要がある。その中には、イノベーションの加速を目指す政策や体制の検討・完備に注力しなければならない」と強調しました。
チン首相は、次のように語りました。
(テープ)
「我々は、国家イノベーションセンターがイノベーション生態系の中心となるだけでなく、ベトナムの持続可能な発展と世界統合の支えとなると信じています。今後、国家イノベーションセンターはイノベーションの思考を高め、ベトナムをイノベーションの発祥地となる国へと発展することとしてのけん引役を果たしていく必要があります」
(VOVWORLD)