ベトナムは、両国がこの合意を誠実に履行し、引き続き対話を重ね、根本的な意見の相違を平和的手段で解決することを信じています。
29日、ベトナム外務省のファム・トゥ・ハン報道官は、カンボジアとタイが28日に即時かつ無条件の停戦に合意したことに対するベトナムの立場について、記者団の質問に答えた際、次のように語りました。
ベトナムは、カンボジアとタイの間で即時かつ無条件の停戦合意が成立したことを歓迎します。これは、地域の緊張を緩和し、平和・安定・安全の回復に向けた重要な一歩です。ベトナムは、両国がこの合意を誠実に履行し、引き続き対話を重ね、根本的な意見の相違を平和的手段で解決することを信じています。これにより、地域および国際社会の平和、安定、協力、発展に貢献するものと期待しています。
またベトナムは、2025年のASEAN東南アジア諸国連合の議長国であるマレーシアが、国際法の基本原則、国連憲章、ASEAN憲章、東南アジア友好協力条約(TAC)に基づき、当事者間の平和的解決を促進するために前向きな環境を整えた努力を高く評価すると述べました。こうした取り組みは、ASEANの友好と団結の精神に則り、双方および地域全体の利益に資するものだとしています。
(VOVWORLD)