ベトナムのASEAN加盟30周年を記念するレセプションが、28日夜、ハノイで開催されました。
席上、ブイ・タイン・ソン副首相兼外相は、1995年のASEAN加盟は歴史的な節目であり、地域の平和、安定、発展への強いコミットメントを示すものであると強調しました。また、ソン副首相は、ベトナムが「誠実、責任、そして何よりも長期的な関与」の精神をもってASEANに加わったと述べ、時代の大きな変化の中でも、ASEAN共同体ビジョン2045の実現に向けて団結と中核的な役割、戦略的自立を支える具体的な貢献を継続していくと語りました。
また、2025年のASEAN議長国であるマレーシアの在ベトナムのダトー・タン・ヤン・タイ大使は次のように述べました。
(テープ)
「ベトナムは常に積極的かつ建設的で、責任あるメンバーとして、経済統合を推進し、平和と安定を育み、ルールに基づく地域秩序の強化に貢献してきました。過去30年間、ベトナムは戦略的かつ実質的な貢献を通じて、ASEANの不可欠な柱としての地位を確立しています」
また、タン大使は、ASEANの未来を主体的に形づくり、変化に柔軟に対応し、人間中心のアプローチを掲げる「ASEAN未来フォーラム」など、ベトナムの具体的な主導的イニシアティブの意義を高く評価しました。
(VOVWORLD)