商工省多角的通商政策局のルオン・ホアン・タイ局長は、
協定の規定により6か国が批准すれば、 今年10月に発効すると説明しました。そのため、 ベトナムはイギリスや他のCPTPP加盟国とともに、 協定発効に向けた国内批准プロセスを加速させています。
(テープ)
「現時点でイギリスと4つのCPTPP加盟国が国内批准を終えてい ます。ベトナムもこのプロセスを完了すれば、 協定は各国が想定する時期に発効する公算が高いです。 だからこそ、今回の国会での審議は極めて重要な意味を持ちます」
ベトナムがイギリスのCPTPP加入を批准することのメリットについて、タイ氏は次のように述べました。
(テープ)
「イギリスがCPTPP加入を交渉したのは、
CPTPP加盟国への市場開放と、 既存のルールや規範の受入れを意味します。したがって、 CPTPPの実施は、 加盟国によるイギリス市場へのよりよいアクセスにつながるでしょ う。特にベトナムについては、イギリスから物品、サービス、 投資分野で高水準の市場開放コミットメントが約束されています。 また、CPTPPの一般目標に照らし、 イギリスもベトナム経済が市場経済の原則に基づき運営されている ことを認めています」 (VOVWORLD)