フランスで開催中の第3回国連海洋会議において、11日、ブイ・タイン・ソン副首相兼外相は、「持続可能な漁業管理」に関するセッションの議長を務めました。
この中でベトナムは、漁業の持続可能な発展に取り組むとともに、新技術の導入を含む漁業コミュニティ支援プログラムを継続して実施し、漁業管理の強化やIUU=違法・無報告・無規制漁業の取り締まりを推進していくと表明しました。
これに先立ち、ベトナム代表団は同会議の6つのセッションに参加し、海洋生態系の保全と回復、海洋ごみ、とりわけプラスチック汚染の削減、持続可能な漁業の推進、持続可能なブルーエコノミーの発展、海洋保護活動に向けた資金の動員、国際協力の促進など、主要な分野での国際的なコミットメントの継続を確認しました。
会議に合わせて、10日、ド・ドゥック・ズイ農業・環境大臣は、次のように語りました。
(テープ)
「ベトナムは実体験に基づき、問題解決に向けた包括的なアプローチを提案してきました。具体的には、計画策定、資源の動員、インフラ整備、持続可能な農業の実践、住民の生活環境保全、さらに国境を越えた水資源安全保障の課題に対応するための国際協力を進めています」
(VOVWORLD)