村岡知事は、山口県には産業発展の大きな潜在力があり、日立製作所をはじめ、新幹線車両メーカーや先端産業など多くの有力企業が進出していると紹介しました。
ホーチミン市党委員会副委員長兼市人民評議会議長のヴォー・ヴァン・ミン氏は5日夜、同市を訪問中の山口県知事、村岡嗣政氏率いる代表団と会見しました。
村岡知事は、山口県には産業発展の大きな潜在力があり、日立製作所をはじめ、新幹線車両メーカーや先端産業など多くの有力企業が進出していると紹介しました。その上で、ホーチミン市の活力、発展の可能性、経済における牽引役としての地位に感銘を受けたと述べ、両地方が今後さらに幅広い分野で協力を拡大できることに期待を示しました。
ホーチミン市人民評議会のヴォー・ヴァン・ミン議長(右)、山口県知事の村岡嗣政氏に記念品を贈呈(写真:sggp.org.vn)
これに対し、ミン氏は、ホーチミン市には山口県との協力拡大の余地が大きく、特に経済、貿易、投資、観光、人材育成などの分野での連携を歓迎すると強調しました。市として、山口県企業の積極的な投資を呼びかけ、発展への貢献を期待すると述べ、両地方の友好協力関係、ひいてはベトナムと日本の関係が一層強化されることへの期待を表明しました。
(VOVWORLD)