「清廉で強固な党組織の構築、革新・創造・突破、民族躍進の時代に持続的に発展するグループへ」をテーマにしたベトナム電力グループ(EVN)の第4回党大会が10日午前、ハノイで開かれました。
大会では、党組織を真に清廉で強固なものとし、経済や国民生活に安全・安定的な電力を供給すること、計画に沿った発電所や送電網の整備を加速すること、透明性のある効率的な企業運営を行うこと、汚職や浪費などの否定的な行為を引き続き防止すること、科学技術や革新、デジタルトランスフォーメーションでの突破を図ることが目標として掲げられました。
大会に出席したファム・ミン・チン首相は電力部門に対し、今後、国の発展要求に応えるとともに、発電燃料の自主確保を進め、電源や送電網の整備で一層加速し、大胆かつ迅速に取り組むよう要請しました。また、原子力発電やクリーンエネルギーを重視し、ASEANでトップ3、さらにそれ以上を目指さなければならないとしています。
チン首相はさらに、第4回党大会が新たな原動力となり、電力グループが国の工業化・近代化事業に重要な貢献を果たし、国家エネルギー安全保障における先駆的な役割を十分に発揮することへの期待を表明しました。
(VOVWORLD)