ファム・ミン・チン首相は31日、中国・天津で、上海協力機構(SCO)首脳会議への出席を機に、ネパールのカドガ・プラサド・シャルマ・オリ首相と会見しました。
両首脳は、外交関係樹立から50年にわたり培われてきた伝統的友好と協力関係を一層強化していく意向を表明しました。その上で、今後は各レベルでの交流、特にハイレベルの代表団の往来を促進し、貿易や投資に関する協定の締結を進め、両国関係を潜在力にふさわしい水準へ発展させることで一致しました。
また、文化や観光、人的交流、環境保護や気候変動対策における協力を拡大し、地域・国際フォーラムでの相互支持を確認しました。チン首相は、ベトナムがネパールの人材育成を支援する用意があると述べ、ネパール側にはベトナムの大手企業、特に軍隊工業通信グループ「ベトテル」の投資・事業展開への関心と支援を求めました。
(VOVWORLD)