席上、発言に立ったグエン・ミン・ブー外務次官は、文化空間を通じてホーチミン主席を顕彰することが、民族のアイデンティティーと現代外交を融合させた長期的な戦略であると強調しました。これらのモデルは単なる展示の場にとどまらず、記憶、教育、国際交流の交差点として発展させる必要があると述べました。
セミナーは二つのセッションに分かれて行われました。第一セッションでは、文学、音楽、映画、演劇、学術交流、マルチメディアなど、無形芸術を通じたホーチミン主席の顕彰形式が議論されました。続いて、ハノイ駐在ユネスコ国連教育科学文化機関の代表は、ホー・チ・ミン主席の生涯学習に関する思想と、グローバルな持続可能な教育の方向性との共通点について共有しました。
第二セッションでは、「ホーチミン文化空間の設置：国際的な経験と在外ベトナム代表機関における実践」が主要テーマとして議論されました。
外務省の方針に基づき、「ホーチミン空間」は、国外駐在ベトナム代表機関における統一されたアイデンティティモデルとして構築され、歴史的価値、民族文化のアイデンティティー、そして現代的な外交アプローチが調和的に融合されることになります。

(VOVWORLD)