トー・ラム書記長は、ベトナム革命の歴史において、革命功労者、退役軍人、青年突撃隊員、民兵の特別な勇気と忠誠が重要な役割を果たしてきたと強調しました。彼らは民族独立と国家統一のために犠牲を払い、今日も国の発展のために貢献し続けていると述べました。
トー・ラム書記長は参加者に対し、党と国家が今後取り組む重要課題や主要方針について説明し、特に3つの戦略的課題に焦点を当てると発表しました。それは「国内および地域の平和、安定、安全秩序の維持」「迅速かつ持続可能な社会経済発展」「労働者、貧困層、社会的弱者をはじめとする国民の生活水準向上により誰も取り残さない社会の実現」です。
トー・ラム書記長は次のように具体的に述べました。
(テープ)
「これらの課題に対応するため、第14回党大会の文書ではすでに国家経済の新たな成長モデルを確立し、アジア地域や世界水準に匹敵する近代的な国民教育システムを構築することを定めています。2045年までに、国家建設と防衛の使命を担うための十分な精神力、思考力、知識、健康、能力を備えた若者世代を育成することを目標とした教育訓練に関する決議を採択する予定です」
国民生活の向上に関して、トー・ラム書記長は党と国家が今後、困難な状況にある人々への健康保険支援を強化し、すべての国民が少なくとも年に1回の定期健康診断を受けられるよう努めると表明しました。
さらに、全国の地方行政単位の再編と二層制地方政府の構築に関する方針についても言及し、これが国の持続可能で安定した長期的発展を確保するための重要な戦略であることを強調しました。
(VOVWORLD)