ロシアへの公式訪問と大祖国戦争勝利記念日式典への参加の一環として、現地時間の11日午前、モスクワでトー・ラム書記長はロシアの代表的な企業の代表と会見しました。
ベトナムの石油・ガス分野における主要パートナーの一つであるザルベジネフト株式会社のクドリャショフ・セルゲイ・イヴァノヴィッチ社長との会見で、トー・ラム書記長は、同社とベトナム国家産業・エネルギーグループ(PVN)の最近の協力成果を評価しました。トー・ラム書記長は、それぞれの国の法律とベトナム・ロシアの包括的な戦略的パートナーシップを基礎に、両国の企業間の協力拡大を支持していると強調しました。
ロシアの主要な大手多角的投資企業AFK システマ社の創設者であるウラジーミル・エフトゥシェンコフ氏との会見で、トー・ラム書記長は、ベトナムがロシアの主要企業・投資家との経済・貿易、科学・技術協力の促進を重視していると強調しました。また、ベトナムが情報技術、半導体、医療、先端技術などの分野を中心に、AFKシステマ社のベトナムでの協力プロジェクトの早期展開に有利な条件を整えると明らかにしました。
ポジティブ・テクノロジー社の共同創設者であるユーリ・マキシモ氏との会見で、トー・ラム書記長は同社がサイバーセキュリティ分野を中心とする投資協力プロジェクトの有望な提携先であると評価しました。また、トーラム書記長は、関連機関に対し、同社がベトナムの科学技術分野に関する情報と適切なパートナーを見つけるため、支援することを指示すると約束しました。
これらの会見において、ロシア企業の指導者はベトナムのパートナーとの持続的かつ長期的な協力を促進したいという希望を表明し、ベトナムでの投資協力を拡大する意向があると表明しました。
同日、トー・ラム書記長はロシア海洋評議会議長でロシア安全保障会議の元書記であるニコライ・パトルシェフ氏とも会見しました。
(VOVWORLD)