6月1日午前、ハノイで、ベトナム航空(ベトナムエアライン)の設立30周年記念式典が開催されました。
式典では、ベトナム航空が経済社会の発展や国際統合において顕著な功績を上げたことにより、政府からの表彰状が授与されました。
式典でファム・ミン・チン首相は、ベトナム航空が今後、「現代的」「環境にやさしく」「迅速」「持続可能」「安全」、そして「ベトナムらしさを持つ」発展を遂げる必要があると強調しました。
また、チン首相は、今後、ベトナム航空が世界の動向を常に把握し、チャンスを掴んで、思考を刷新し、イノベーションを推進する必要がある。ベトナム航空内に限らず、全国民、社会全体、そして他の企業の力も結集し、広い視野と深い思慮をもって大きな構想を実現するよう訴えました。
そのうえで、チン首相はベトナム航空に対し、法律の枠内で、支援された資源を活用しつつ、会社の構造改革を加速させるとともに、近代的なインフラ整備、サービスの高度化、人材の質的向上に取り組むよう要請しました。
さらに、チン首相は科学的かつ近代的なマネジメントの導入、デジタル・トランスフォーメーションの推進、顧客サービスと体験の向上、コスト削減にも力を入れるよう求めました。
(VOVWORLD)