10日午前、北部フート省ビエトチー市で、トー・ラム党書記長はフート省、ビンフック省およびホアビン省の党常務委員会と会合を行い、党中央委員会の決議および結論の実施状況、地方の組織再編、経済成長の推進、社会保障の取り組みについて意見交換を行いました。
この中でトー・ラム書記長は、3省に対し、地方行政府の二層構造モデルに基づいた機構再編を早急に完了させるよう求めました。これは、組織の簡素化、実効性、効率性、透明性を確保し、円滑な運営を実現することが狙いです。また、新たに編成される省のために、科学的かつ長期的視点を備えた経済社会発展戦略の再構築を進めるよう指示しました。
さらに、今後、行われる新しい省の党委員会大会および下部組織の党大会について、トー・ラム書記長は、「党大会の文書は、新たな思考、新たなビジョン、そして新たな発展の志を結晶させたものでなければならない」と強調しました。その上で、省の合併後にデジタルトランスフォーメーションや、グリーントランスフォーメーション、包摂的かつ持続可能な発展、そして国際的な統合などに関する要求を詳細に分析し、2030年までの発展ビジョンおよび2045年までの方向性の構築を求めました。
(テープ)
「人事計画においては、合理的な構造、継承性と革新性、各地域・各民族・世代・性別間の調和に重点を置く必要があります。重要なポストには、高い威厳を持ち、人民から信頼され、結集力、指導力、発展へと鼓舞する力を有する人材を配置しなければなりません。指導体制の継続性を保障し、中断を避けるとともに、若手幹部、女性幹部、少数民族幹部に発展の機会を創出する必要があります。大会の準備・組織過程は、思想工作、宣伝・動員活動と密接に連携し、党組織全体及び政治システム内の認識向上と合意形成を図り、社会全体における責任感、献身への願望、改革への決意を喚起すべきです」
(VOVWORLD)