先頃、中部トゥアンテイェン・フエ省人民委員会は「フエ・アオザイの都」という計画を承認し、フエ市の伝統的なアオザイの価値の発揮や地元のユニークな文化・観光商品の開発を目指しています。
同計画はフエ市ならではのアオザイのＰＲやアオザイをモチーフとした経済、観光開発を促進するという目標をかかげています。これによりますと、2025年までに、各時代のフエ市のアオザイに関する画像データベースの作成やフエ・フェスティバルなどにおけるフエ コミュニティ アオザイ ウィークの開催、「フエ・アオザイの都」というブランドの強化、アオザイに関する観光商品の開発などが促進されることになります。また、2030年までにアオザイの展示やアオザイショー、観光客向けのアオザイの仕立て、アオザイの仕立業とフエの伝統的なアオザイの着用習慣を、人類の無形文化財としてUNESCOへ申請する書類の作成が行われるとしています。トゥアティエン・フエ省人民委員会のグエン・タイン・ビン副委員長は次のように語りました。（テープ）
「アオザイを国家遺産にし、UNESCOに世界文化遺産を申請する書類を作成します。今後、アオザイの包括的な紹介を目指す様々な活動を行い、男性と女性のアオザイの復元を進め、ベトナムの文化の一翼を担うアオザイの価値への認識向上を目指します」
なお、同計画は総経費5000億ドン以上、約2300ドルで実施されます。
(VOVWORLD)
