30/11/2020 09:57 GMT+7 Email Print Like 0

APEC2020年:ベトナムの印象

1998年11月からロシア、ペルーと共にアジア太平洋経済協力(APEC)の正式メンバーとなったベトナムはこの22年間、積極的に参加し、すべての協力分野におけるフォーラムの発展に効果的に貢献してきた。
1996年6月15日、ベトナム政府はアジア太平洋経済協力(APEC)への参加申込書を提出した。1998年11月15日、アジア太平洋経済協力(APEC)はベトナム、ロシア、ペルーの三か国を新たなメンバーとして正式に加入させた。この22年間、ベトナムはすべての協力分野でアジア太平洋経済協力(APEC)の発展に積極的、効果的に貢献してきた。

現在、アジア太平洋経済協力(APEC)はベトナムにとって重要な多くの経済パートナーが参加し、貿易の75%、輸出額の60%、輸入額の80%、外国直接投資(FDI)額の78%、政府開発援助(ODA)の38%、来越観光客の79%を占める。
アジア太平洋経済協力(APEC)に加入後8年を経た2006年、ベトナムは初めてアジア太平洋経済協力会議(APEC)の議長国を務めた。2006年11月中旬にAPEC首脳会議をはじめ、100件のイベントが開催され、ベトナムらしい2006年APECベトナムは成功を収めた。ハノイで行われた第14回APEC首脳会議ではAPECの発展に重要な意義を持つ3件の文書が批准された。

11年後の2017年、ベトナムは2回目のAPEC議長国として243の活動を主催し、2万1千人以上の代表が出席した。2020年APECベトナムにおけるAPECの新たなビジョン形成についての討論会を主催した。またAPEC諸国とASEANの首脳間で初めての対話が成功したことと2017APECダナン高級実務者会議でベトナムが環太平洋パートナーシップ(CPTPP)の発効促進に貢献したことによりベトナムは世界に強い印象を与えた。



2020年11月20日の夜(ハノイ時刻)、ベトナムのグエン・スアン・フック首相はマレーシアのムヒディン・ヤシン首相の招きに応じ、テレビ会議形式による第27回APEC首脳会議に出席した。
写真説明:ハノイからテレビ会議形式による第27回APEC首脳会議に出席するベトナムのグエン・スアン・フック首相。
撮影:トン・ニャット―ベトナム通信社



 
同会議で発表するベトナムのグエン・スアン・フック首相。
撮影:トン・ニャット―ベトナム通信社



「APECプトラジャヤ・ビジョン 2040」を批准するベトナムのグエン・スアン・フック首相とAPEC諸国の指導者
撮影:トン・ニャット―ベトナム通信社


2020年11月16日の夜、テレビ会議形式で開催された第31回アジア太平洋経済協力会議合同閣僚会議(AMM:APEC Ministerial Meeting)に出席するトナムのファム・ビン・ミン 副首相兼外相
撮影:ラム・カイン―ベトナム通信社

 

APECに加入して以来、ベトナムは貿易、投資、技術、医療などの殆んど全ての分野においてイニシアチブをとり、80件以上の提案を提出し、成功に導いてきた。また発展の格差を縮小し、テロ、天災、疫病などの危機に対応し、世界と地域情勢の新たな発展に対応できるようにAPECを効果的でアクティブに変革するなどAPECに提起されている課題の解決に貢献した。APECの会合ではベトナムはいつも建設的な発言をして、センシティブな分野における各国の経済プラットホーム間の矛盾の解決に貢献している。

2020年だけで、ベトナムはAPEC加盟21カ国・地域の観光担当大臣会合、 APEC貿易担当大臣会合、医療と経済に関するハイレベル会議、食料安全に関する政策対話、機構改革についての会議、中小企業会議、女性と経済のセミナー、APEC財務大臣会合などの9件の会議をはじめ、テレビ会議とオフラインによる100件の会議に積極的に出席した。

同時に、ベトナムは2020年以降のAPECビジョン、2020年以後におけるAPECのエネルギー・ビジョン、2021年~2025年のAPEC機構改革プログラム、APECの各共同宣言、APECの活動に関する報告書など、数多くの重要な協力文書の作成に積極的に参加した。

APECに参加した22年の間にベトナムはAPECに多大なる貢献したことで日増しに各APEC加盟国から信頼を得、高く評価されるようになった。

2020年アジア太平洋経済協力(APEC)首脳会議に参加している時、特にアセアン2020議長国の傍ら、国連安全保障理事会の非常任理事国を務めるなど、ベトナムの役割は日毎高くなり、国際社会に参入し、多方面外交を強化させる方針を引き続き実現している。



InnoGenEx 社(国際科学技術会社)は新型コロナウイルス高速検査キットの研究を開始し、
欧州基準を満たす新型コロナウイルス高速検査キットはAPEC加盟諸国の新型コロナ予防対策を支援した。
撮影:ベトナムフォトジャーナル


2019年6月時点でベトナム海運グループは1568隻の船舶を所有し、総積載量は約480万GTで
アセアン第4位、世界第30位にランクされている。
撮影:ベトナム通信社



APECへの加盟はベトナム企業が縫製分野に参入し、
投資家、大口購入者と出会い、長期的な戦略を立て、評価を受けるチャンスとなった。

撮影:ベトナムフォトジャーナル


VinEco社はイスラエルのテクノロジーを応用した14の清潔な野菜農場と
数百万米ドルの研究システムを所有し、国内市場で発展しているが将来
APEC加盟諸国に製品を輸出する計画がある。
撮影:ベトナムフォトジャーナル



独立行政法人国際協力機構(JICA)
により3年間実施された「ベトナムの
中小企業の労働生産性改善プロジェクト」における5S活動により
裾野産業分野の多くのベトナム企業が労働者の生産性向上に効果をあげた。
撮影:ベトナムフォトジャーナル



ベトナム国営石油グループはAPEC加盟諸国への生産・輸出を強化してきた。
撮影:資料



ベトナム航空業界は数十年の間に急激に発展してきた。
撮影:ベトナムフォトジャーナル


人工歯根の品質検査をするICTヴィナ有限会社
(韓国のDentiumグループに属する)の検査室。
撮影:ベトナムフォトジャーナル

 

統計書によると、ベトナムが協議、調印した13件の自由貿易協定(FTA)の内、11件は各APEC加盟国がパートナーであった。
APECへの協力を通じベトナムは市場を拡大させ、貿易、投資、観光、科学技術などの分野における協力を促進し、APEC加盟国、特に経済大国であるアメリカ、中国、ロシア、日本との友好関係、相互協力関係を強化してきた。

またAPECを通じて、ベトナムは自国の貿易、投資に関する優遇政策についての強いメッセージを世界のビジネスコミュニティに送り、ベトナム企業とAPEC加盟国の各企業間の協力を強化させ、APEC加盟国のビジネスコミュニティの信頼を深め、ベトナムへの投資を促している。

文:ベトナムフォトジャーナル
撮影:ベトナムフォトジャーナル、ベトナム通信社
 
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