この会見でルオン・クオン主席は、ベトナムの建設・発展事業に対するチリ国民、特にチリ共産党とその他の左派勢力、および平和を愛する進歩的な勢力の熱心な支援と連帯に対し、深い感謝の意を表しました。また、ベトナムはチリ共産党を含む与党や伝統的友好関係を築いてきた政党との協力を重視しており、国民の利益のために一層関係を強化したいと強調するとともに、両国の共産党が互いに発展の経験を共有するよう希望を表明しました。
一方、ラウタロ・カルモナ・ソト書記長は、チリ共産党がベトナムの民族解放闘争から多くを学んだことを述べ、現在はベトナムの発展モデル、とりわけチリの現実に適した解決策を参考にしたいとの意向を示しました。また、チリではどの党派においてもベトナムとの協力関係を支持していると確認しました。
同日午後、ルオン・クオン国家主席はチリ社会党のパウリナ・ボダノビッチ党首とも会見しました。
ルオン・クオン主席は今後、両党が緊密に連携し、協力協定を効果的に履行することで、特に双方の強みを生かした分野で両国の包括的な協力関係が一層発展することを期待しています。
この機に、ルオン・クオン国家主席はパトリシア・アバルスア会長が率いるチリ・ベトナム文化研究所の代表団とも会見しました。
(VOVWORLD)