17日午前、マレーシア・クアラルンプールで開催中のASEAN議員会議(AIPA)第46回総会の傍ら、ベトナムのチャン・タイン・マン国会議長はカンボジアのクオン・スダリー国民議会議長、東ティモールのマリア・フェルナンダ・レイ国民議会議長とそれぞれ会見しました。
カンボジア国民議会議長との会見で、両指導者は両国議会の交流を維持し、立法、監視、国の重要課題に関する意思決定の分野で経験を共有すること、また両国の立法機関の役割を一層発揮し、二国間関係の推進に寄与していくことで一致しました。
東ティモール国民議会議長との会見でマン議長は、同国が10月開催予定の第47回ASEAN首脳会議でASEANの11番目の加盟国となることを祝意を表し、ベトナムはASEANへの統合過程で有益な経験を共有する用意があると述べました。
これに対し、レイ議長は、外交・公用旅券所持者に対する査証免除協定を国民議会が批准したことを報告し、ベトナムが早期に在東ティモール大使館を開設することを希望するとともに、食料安全保障分野でのベトナムの協力に謝意を示しました。
両指導者は、代表団の交流、立法経験の共有、制度改善、情報交換を通じて、両国議会間の協力をさらに強化していくことで合意しました。