マン議長は、大使館に対し、「独立、自主、全方位、国際関係の多様化」というベトナムの外交方針を引き続き発揮し、外交関係の拡大を通じて今後のベトナムとマレーシアの関係促進に貢献するよう求めました。
16日午後、クアラルンプールに到着したベトナムのチャン・タイン・マン国会議長夫妻は、ASEAN議員会議(AIPA)第46回総会への出席とマレーシア公式訪問に先立ち、在マレーシア・ベトナム大使館の職員や現地ベトナム人コミュニティの代表と懇談しました。
席上、マン議長は、大使館に対し、「独立、自主、全方位、国際関係の多様化」というベトナムの外交方針を引き続き発揮し、外交関係の拡大を通じて今後のベトナムとマレーシアの関係促進に貢献するよう求めました。
マレーシア駐在ベトナム人コミュニティに対し、マン議長は次のように語りました。
(テープ)
「皆さんが真に強固な団結を築き、積極的に生産やビジネスに取り組むとともに、科学技術分野の研究にも力を注ぎ、その成果を母国ベトナムに応用してほしいと思います。マレーシアはデジタルトランスフォーメーションや半導体、AI人工知能の分野で先進的な国です。学びを深め、現地での投資につなげ、やがて母国への投資にも結び付けていただきたいのです」
またマン議長は、マレーシア駐在ベトナム人コミュニティがベトナム語や文化教育を推進し、ベトナム人としての文化的アイデンティティを守り続けるとともに、「どこにいても心は常に祖国に向けられている」という精神で、母国ベトナムの発展に貢献してほしいとの期待を表明しました。
現在、マレーシアには4万人を超えるベトナム人が生活しています。
(VOVWORLD)