現在63ある省と直轄市を34に統合するという大胆な改革で、政府は組織のスリム化と効率化を目指しています。
この改革について、全国の有権者や市民からは支持の声が相次いでいます。改革は単に中間管理層を減らすだけでなく、山間部と沿岸部の強みを活かした新たな発展の可能性を生み出すと期待されています。
街頭で話を聞きました。
(テープ)
「この方針に大変賛成です。63の省・市が34になることで、国家の革新が進むでしょう。これは私だけでなく、全国民の期待です。早期に実施されて、国に良い効果をもたらしてほしい」
「必要な改革です。早ければ早いほど良い。国民の気持ちも落ち着き、人事も安定して、政府の経済・社会目標に向けて素早く動き出せます」
今回の統合では、発展の余地が大きい都市同士の合併が進みます。例えば、ハイズオン省はハイフォン市に、ビンズオン省とバリア・ブンタウ省はホーチミン市にそれぞれ統合される予定です。
メコンデルタ地域の住民も改革を歓迎しています。
(テープ)
「アンザン省とキエンザン省が一つになれば、米どころ、海、長い国境線を合わせ持つ強力な地域が生まれます。将来の発展が非常に楽しみです」
(VOVWORLD)