今年のテーマは「グリーンへの転換に向けたオゾン層保護活動・政府間協力と官民連携の推進」です。
国際オゾン事務局の統計によりますと、2025年8月現在、ベトナムはモントリオール議定書で規制される物質の管理・削減を通じて、およそ2億4千万トンのCO2換算を削減しました。
さらに、今後の国家計画の実施により、2045年までに直接排出量として約1120万トンのCO2換算を削減する見込みです。これは、ベトナムがウィーン条約とモントリオール議定書の履行に沿って積極的に取り組み、国際社会と歩調を合わせていることを示しています。
農業・環境省のレ・コン・タイン副大臣は次のように述べました。
(テープ)
「ベトナムは、規制物質の効果的な管理のため、オゾン層保護に関する政策と法制度を整備してきました。具体的には、2020年環境保護法およびその関連文書に規定を盛り込みました。これは、温室効果ガス排出管理やグリーンへの転換と結びつけて、統合的かつ効果的にオゾン層保護を進めるための重要な基盤です」
会議では、二国間・多国間協力や官民連携の事例が共有され、さらにオゾン層破壊物質や温室効果ガスの管理・削減に向けた新たな技術、ツール、イニシアチブが紹介されました。これにより、ベトナム企業がグリーンへの転換を主体的に参加するための貴重な情報と機会が提供されました。
(VOVWORLD)