この席でトー・ラム書記長は南部完全解放・国家統一から50年、ドイモイ=刷新政策開始から約40年を迎える中、現在そして未来の世代が、民族独立のために勇敢に戦った先人たちへの感謝の念を決して忘れてはならないと強調しました。
また、第13回党大会の任期が始まって以来、国の発展が目覚ましい成果を上げていることに触れ、今後実施される施策はすべて、国民生活のさらなる向上を最終目標としており、国家の繁栄という新たな時代へ向け、揺るぎない決意で歩んでいくと述べました。その一環として、党中央政治局では現在、省レベルの行政単位の統合に関する計画を策定しており、県レベル行政単位の廃止や、一部の市町村レベルの行政単位の統合を進める方針です。こうした新たな行政機構の構築により、政府や行政機関が国民により近づき、より良い行政サービスを提供し、国民生活の向上につなげていく考えです。
さらに、今後の汚職・浪費・不正行為防止対策について、トー・ラム書記長は、こうした取り組みを引き続き強化し、徹底して推進していくと強調しました。特に、ベトナムが第13回党大会の決議に掲げられた目標を達成し、2026年初めに予定されている第14回党大会に向けて前進する中で、その重要性が一層高まっていると述べました。
(VOVWORLD)