懇談会において、ファム・クアン・ヒエウ駐日ベトナム大使は、在日ベトナム人コミュニティにおける専門家や知識人の層が、数・質ともにますます発展していると述べました。その多くは15〜20年前に留学生として来日し、当初は先進的な科学技術を学びたいという強い渇望を胸に抱いていました。長年にわたる弛まぬ努力の結果、現在では日本の主要な大学や研究機関、トップグローバル企業で、教授、准教授、研究チームリーダー、あるいは専門家として第一線で活躍しています。
懇談会での発説において、トー・ラム共産党書記長兼国家主席は、日本公式訪問の機会に際し、優れた面々が一堂に会したことを深く喜び、これまでの成果を共に振り返るとともに、ベトナムと在日ベトナム人専門家コミュニティとの間における知識、経験、資源の結びつきに関する今後の方向性と目標について意見を交わしました。トー・ラム共産党書記長兼国家主席は、世界が科学技術、イノベーション、およびデジタル・トランスフォーメーション(DX)を基盤とした深刻かつ広範な変革期に入る中、海外在住ベトナム人知識人コミュニティの役割がますます重要になっており、特に世界有数の科学技術先進国である日本においては、その存在が極めて意義深いものであると強調しました。また、ベトナムと日本との「包括的戦略的パートナーシップ」は、あらゆる分野において高い政治的信頼のもと、実質的かつ効果的で、良好な発展を遂げる時期を迎えており、その中でも科学技術やイノベーションが両国の新たな協力の柱の一つになりつつあると述べました。
懇談会において、半導体、AI(人工知能)、量子技術、ロボティクス、バイオメディカルなどの分野で活躍する在日ベトナム人の専門家や知識人らは、今後の戦略的技術の開発推進に向けた方向性について共有し、提言を行いました。また、在日ベトナム人の専門家や科学者らは、ベトナムに直接貢献する具体的な製品やプロジェクトを発表するとともに、両国間の科学技術協力を促進するための重要な架け橋としての役割を示しました。これは、常に祖国に想いを寄せ、国家の発展に貢献したいという、科学者たちの熱意と切なる渇望を物語っています。
在日ベトナム人の専門家や知識人らは、57号決議の精神に基づき、祖国の発展に貢献したいとの強い意欲を示すとともに、そのための準備ができていることを表明した。具体的には、優れた研究人材の育成に協力すること、一つの研究所・実験施設を共同で構築すること、大学と企業を結ぶ協力プログラムを推進すること、そして国家が必要としている技術や製品の研究開発を共同で進めることなどに取り組む考えを示した。







