現場で働く作業員たちは次のように語ります。
(テープ)
「故郷を離れている寂しさもありますが、仕事と使命のために頑張ります」
「テトに帰省できませんが、会社からの励ましや支援があり、とても嬉しいです」
南部のドンナイ省では、テト期間中もロンタイン国際空港の建設工事が休みなく進められています。政府の方針に基づき、第1期工事を年内に完了させる計画のもと、現場では約7000人の技術者やエンジニア、作業員が従事し、およそ3000台の建設機械が稼働中です。
労働者の士気を高めるため、各請負業者は工事現場でのテト祝賀イベントを企画し、作業員へのお年玉やプレゼントの配布を実施しました。また、工事スケジュールを前倒しし、当初の計画より3か月早い4月30日までに滑走路の技術試験運用を開始することを目指しています。
ハンコープ建設株式会社のグエン・ドゥック・トゥアン副社長は次のように話しました。
(テープ)
「テト期間中も工事を継続し、現場に残る作業員を励ますための活動を展開しました。桃の花やキンカンの木を飾り、年明け最初の作業日に作業員一人ひとりにお年玉を渡しました」
一方、中部クアンビン省を通過する南北高速道路の建設現場では、600人の作業員がテト期間中も作業を続けています。クアンビン省区間は全長33kmにおよび、政府の指示に従い4月30日までの完成を目標に順調に進行しています。
他方、メコンデルタ地域の高速道路工事現場では、数千人の作業員が年末までに総延長600kmの高速道路を完成させることを目指して、テト期間中も作業を続けています。特に、カントー・カマウ高速道路では、プロジェクト管理委員会と請負業者が計画を立て、110kmの完成を目標にしています。また、チャウドック・カントー・ソクチャン高速道路第2期のカントー市内区間は、現在23%の進捗率に達しています。各工事現場では、計画達成に向けて軟弱地盤の処理や橋梁・排水施設の施工を優先的に進めています。
(VOVWORLD)