23日、スイスのジュネーブで開催された第37回人権理事会が41件の決議を採択してから閉幕しました。国連駐在ベトナムのズオン・チー・ズン大使はこの理事会に参加しました。4週間にわたる議事日程において、同理事会は子どもの権利、身体障がい者の権利、人種差別防止、大量虐殺の防止の他、ミャンマー、朝鮮民主主義人民共和国、シリア、南スーダン、イランなどの国々の人権状況について討議しました。
理事会に参加した代表団は多くの決議の作成に積極的に意見を寄せた他、他の6件の決議の共同提案国となりました。その中で、社会的弱者、持続可能な開発目標の実現などに関する決議があります。ベトナムのズオン・チー・ズン大使は人権問題の方向、食料への権利に関する対話、ミャンマーの人権状況に関する討論会などで発表を行いました。また、ズン大使はASEAN=東南アジア諸国連合を代表して、UPR(普遍的・定期的審査)に関する討論会で発表を行いました。
この理事会を機に、ベトナムはインド、日本、フランス、フィリピン、バングラデシュなどと協力して、「経済、文化、社会に関する権利の推進と不公平削減に対する情報技術と情報通信の役割」に関する座談会を共催しました。
ソース:VOV