「ディエンビエン・輝くバンの花の色彩」をテーマとした今年の祭りは、地元の観光振興の促進と経済社会発展に貢献することを目的としています。
開会式で発言に立ったレ・タイン・ロン副首相は、「歴史遺産及びユニークな民族文化を擁するディエンビエン省が、観光開発のための大きな潜在力に恵まれている」と強調すると共に、「今後、ディエンビエン省はこれらの優位性を効果的に活用し、その中にバンの花祭りを引き続き維持するほか、グリーンで持続可能な観光を促進し、国内外の観光客を引きつける必要がある」と述べました。
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「ディエンビエン省は効果的で質の高い観光を発展させる必要があるほか、ディエンビエン省の少数民族コミュニティと国内の他の地方の民族との文化交流を強化していかなければなりません。また、ディエンビエン省がすべてのリソースを動員し、企業や投資家に対しサービス開発や、インフラ整備に参加するよう呼びかけると期待しています」
バンの花祭りは今年で10年目を迎え、ディエンビエン省のブランドとなるだけでなく、同省のイメージをPR・紹介し、交流協力の促進・経済社会発展を進めるための架け橋としての役割を果たしています。規模や内容が改新されたこの祭りは、ますます自らの地位を確立し、ディエンビエン省をはじめ西北部や国の代表的な文化・観光イベントとなっています。
(VOVWORLD)