24日午後、ハノイで2025〜2030年期の第9回銀行業界愛国競争大会が開かれ、中央競争・表彰評議会議長であるファム・ミン・チン首相が出席しました。
席上、チン首相は銀行業界が通貨・銀行業務に関する法制度を迅速かつ的確に整備し、政策面での突破口を開いてきたことを高く評価しました。また、金融政策がこれまでと同様、主体的・柔軟・迅速・効果的に運営され、財政政策や他のマクロ経済政策とも調和的かつ緊密に連携する一方、銀行業界が機構の整理・合理化を進め、金融機関や国民、企業に影響を及ぼすことなく、円滑で継続的、安全で効率的な運営を確保していると述べました。
チン首相は、2030年と2045年に向けた「2つの100年目標」を達成するため、党中央と政治局が将来的に2桁成長を継続するという極めて高い目標を掲げていると強調した上で、「安定してこそ発展でき、発展してこそ安定がある」としたうえで、銀行業界が引き続き競争運動を力強く推進し、与えられた政治的任務を確実に遂行する必要があると呼びかけました。
そして、銀行システムは国家・国民・企業と常に寄り添い、国民のための精神で柔軟に運営・対応し、国家の安定と発展、国民の安寧と幸福に貢献しなければならないと述べました。
(VOVWORLD)