ベトナムのルオン・クオン国家主席夫妻は8日午後、高級代表団とともにアンゴラの首都ルアンダを出発し、ジョアン・マヌエル・ゴンサルヴェス・ロウレンソ大統領夫妻の招きによる国賓訪問を成功裏に終えました。
これに先立ち、同日午前、ルオン・クオン国家主席は与党であるアンゴラ解放人民運動(MPLA)本部を訪問し、副党首マラ・キオサ氏と会見しました。さらに、国家主席夫妻と代表団は、アンゴラ国立軍事歴史博物館も訪れました。
同日、アンゴラ国賓訪問の枠組みの中で、ブイ・タイン・ソン副首相兼外相は、アンゴラ投資・輸出促進庁(AIPEX)、アンゴラ国家石油・バイオ燃料庁(ANPG)、アンゴラ国営石油会社ソナンゴル(Sonangol)、そしてアンゴラで多数の投資プロジェクトを成功させているベトナムのスアンティエン・グループの代表らと会見しました。
今回の訪問期間中、ルオン・クオン国家主席はジョアン・マヌエル・ゴンサルヴェス・ロウレンソ大統領との会談、カロリナ・セルケイラ国会議長や、MPLA党幹部との会見、アンゴラ在留ベトナム人との懇談、さらに両国の国交樹立50周年記念式典に出席しました。特に、ルオン・クオン国家主席はアンゴラ国会の特別会議で重要演説を行い、世界政治や国際経済、人類文明へのベトナムの積極的貢献の意思を表明するとともに、両国の伝統的友好・協力関係のさらなる発展に向けた方向性を示しました。
ルオン・クオン国家主席の8月6日から9日までのアンゴラ国賓訪問は、同国の主要メディアから大きな注目を集めました。日刊紙「Jornal de Angola」や国営通信社ANGOP、公共テレビ局TPA、国営ラジオRNAなどが一斉に報道し、国交樹立50周年という節目における歴史的意義を強調するとともに、経済・貿易・文化交流分野での二国間協力の可能性を高く評価しました。
(VOVWORLD)