マクロン大統領は午前中、チャン・ホン・ハー副首相と朝食会談を行い、両国のエネルギー転換に向けた協力について意見を交わしました。
マクロン大統領は午前中、チャン・ホン・ハー副首相と朝食会談を行い、両国のエネルギー転換に向けた協力について意見を交わしました。
同大統領は、環境保護や炭素排出削減におけるベトナムの国際的な取り組みを高く評価し、公正なエネルギー転換パートナーシップ(JETP)などの枠組みを通じて、フランスがベトナムの脱炭素化を支援していく方針を表明しました。
同日午後には、ヴォー・ティ・アイン・スアン国家副主席と共にハノイ科学技術大学を訪問しました。学生との懇談で、マクロン大統領は人工知能、再生可能エネルギー、デジタル技術、ロボット、自動化の5分野でベトナムとの協力を深化させたいと述べました。
同大学は両国政府間の協定に基づき2009年に設立された、ベトナム・フランス協力の象徴的な教育機関です。
マクロン大統領は「両国がこれらの先端分野で共通のビジョンを持つことが重要」と強調し、人材育成支援の一環として、2030年までに両国間の学生交流を現在の2倍に拡大すると発表しました。
(VOVWORLD)