1995年7月28日にベトナムがASEAN東南アジア諸国連合に加盟してから、今日で丁度30年を迎えました。
この記念すべき日を前に、在ベトナムシンガポールのジャヤ・ラトナム大使がベトナム通信社の取材に応じ、ベトナムの貢献を高く評価しています。
ラトナム大使は「30年前のベトナムのASEAN加盟は、ベトナムにとって地域統合の重要な転換点となっただけでなく、東南アジア地域全体の結束と安定を大きく強化してきた」と述べました。
ベトナムはASEANの中心的な役割を維持することに一貫して取り組み、外交政策の最重要課題としてASEANを位置づけています。地域や世界の緊急課題の解決に向けて、ASEANが主導的な役割を果たせるよう積極的に働きかけています。
ラトナム大使はまた、ベトナムが言葉だけでなく実際の行動でコミットメントを示していると指摘しました。特に2020年にASEAN議長国を務めた際には、新型コロナウイルス対策で地域の協力体制づくりを主導し、優れたリーダーシップを発揮したということです。
現在も世界が様々な課題に直面する中、ベトナムは法の支配に基づく国際秩序の維持を一貫して支持し続けているとしています。
(VOVWORLD)