28日、スイスのジュネーブで、ベトナムの国際金融センター建設に関する座談会が開かれました。この座談会には、ベトナムのチャン・タイン・マン国会議長が出席し、スイスの金融業界の専門家らと意見を交わしました。
マン国会議長は開会の挨拶で、「スイスの皆さんから、国際金融センターの建設や運営について貴重な経験を学びたい」と述べ、協力への期待を表明しました。
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「ベトナム国会は先月27日の決議で、ホーチミン市に国際金融センターを設立することを正式に決定しています。さらに、ダナン市にも支部を設置する予定です。今回の座談会の目的は、金融センターの管理・運営でスイスが培ってきた優れた経験から学ぶことです。ベトナムの発展のために、ぜひ皆さんの知識を共有していただきたいと思います。ベトナムとスイスは長年にわたって良好な関係を築いており、投資促進でも協力を強化してきました」
座談会では、両国の政府関係者や専門家が、金融センター発展のための戦略づくりから法的な枠組み、さらには税制や政策面でのスイスの経験まで、幅広いテーマで活発に議論しました。
また、この機会を利用して、ベトナム財務省とスイス・ベトナム経済フォーラム、そして財務省とスイスフィンテック協会との間で、それぞれ協力に関する覚書が締結されました。
(VOVWORLD)