既にお伝えしましたように、27日、マレーシアの首都クアラルンプールで、ASEAN東南アジア諸国連合とGCC湾岸協力会議の第2回サミットが開幕しました。
ベトナムのファム・ミン・チン首相が出席し、スピーチを行いました。スピーチで、チン首相は「ASEANとGCC湾岸協力会議は、誠実で実質的、包括的かつ効果的な関係に基づいて、新たな世代の地域間協力モデルを構築・形成していく必要がある」と強調しました。
ASEANとGCCの協力の可能性に関し、チン首相は「両者は、市場アクセスの促進・サプライチェーンの連結・双方向の投資支援を目的とした、柔軟性があり短期間で実施可能な経済協力協定を早期に締結するよう提案するとともに、「ASEANとGCCは、グリーンで持続可能な成長分野を両側の新たな協力の柱へと発展させなければならない」と要請しました。
ベトナムは各国と共に歩み、5Gのデジタルインフラ整備やAI、海底ケーブルの開発、グリーン水素・太陽エネルギーの生産、スマートエネルギー貯蔵、高品質なハラールサプライチェーンの構築、市場ニーズに応えるための人の移動と労働環境の整備などに関する具体的な協力を推進していく用意があるとしています。
(VOVWORLD)