この決議案は2025年5月6日から国民の意見を集約されました。1ヶ月間の意見集約を経て、2億8千万あまりの意見が寄せられ、その99%以上が2013年憲法改正に賛成しています。
6月13日午後、ハノイで開催中の、第15期国会第9回会議では、2013年憲法の一部条項の修正・補充に関する国会決議案が討議されました。この決議案は2025年5月6日から国民の意見を集約されました。1ヶ月間の意見集約を経て、2億8千万あまりの意見が寄せられ、その99%以上が2013年憲法改正に賛成しています。
討論会でハノイ市選出のグエン・アイン・チ国会議員は次のように述べました。
(テープ)
「2013年憲法の第110条では地方政府が3つのレベルで構成されていることが示されています。今回の決議案では、この第110条が書き換えられました。ベトナム社会主義共和国の行政単位は、省、中央直轄市、および省・中央直轄市の下位の行政単位から構成されます。このような記述は、現在展開されている省から村までの2段階の行政単位の組織化を良好に保証するため、非常に合理的です。さらに、この規定は将来的に、憲法を再改正することなく、より合理的な調整を可能にする広範な余地を生み出します」
2013年憲法改正の内容は、広範かつ深遠な影響を及ぼし、二層構造の地方行政に移行するための行政機構改革への道を開くものであると評価されています。バリア・ブンタウ省選出のグエン・タム・フン国会議員は次のように述べました。
(テープ)
「今回の憲法草案は、国会議員および国民の意見を十分に、そして真摯に受け入れ、綿密に作成されており、機構を簡素化し、効率性、効力、効果を高めるという改革の要求に応えています。国会で可決され次第、直ちに施行されるという規定に強く賛成します。これにより、2025年7月1日から二層構造の地方行政を運用するための法的根拠が確立されます。この決議案は、国家機構の改革と組織における包括的な転換点と見なされます。この憲法は、立憲主義の観点から見て完成されており、実現可能性があり、長期的な安定性をもたらし、国を新たな時代、すなわち民族の飛躍の時代へと導きます」
(VOVWORLD)