ベトナムのホーチミン市の９区における小さな土地に,縮尺７００分の１で作られたキャンパスがある。それは禦林園であり、フエのふるさとに、心を込めたグエン・タイン・トゥン氏が建設した、フオン川、ハノイのタンロン皇城、ティエンム寺、ザロン廟、ミンマン廟などのミニチュア建築である。

グエン・タイン・トゥン氏は、子供の時、５年間だけフエに住んだ、古都フエが永遠に忘れられないため、４００年間グエン王朝が統治した土地であるフエを再現するアイディアを考えた。
５年間後、２００７年に、細かく砕かれた石とセメントを混ぜた材料で禦林園を造った。禦林園は、国内外で延べ数千人の観光客が訪れた。禦林園を訪問すると、誰もが、目の前に古都フエを鑑賞しているように感じる。禦林園の、フエ皇城、タイホア御殿、ゴモン御殿、トゥドゥック廟などは功妙に造られている。
 

禦林園における再現された工事、建物は慎重で、微妙に建設された。 禦林園においての古都フエは縮尺７００分の１で再現されている。 禦林園の再現されていたフエ城の中の第２の城である皇城 チュオンドゥック門 １８４３年劭治王によって建てられたコーハ庭園 ザロン廟 禦林園における建設は細かく砕かれた石とセメントを混ぜた材料で造られた フエ城の模様

フエ城を護る大砲古都フエの建物を再現した禦林園は、フエ城のように南方を向く。再現された古都はフオン川 に囲まれ、フービン山があり、フオン川に浮かぶコンヘン島とコンザヴィエン島はフエ古都を警備する。禦林園が最も観光客に印象を与えるのは皇城、紫禁城などの古都フエの重な建築を詳しく再現したことである。
グエン・タイン・トゥン氏は、フエの歴史や文化を研究する学者のようにフエを理解している。禦林園を訪問する人に、禦林園における建築の特徴を詳しくしく説明する。私たちは、トゥン氏に攻撃と防御を備えた東、西、南、北、東南、東北、西南、西北の八方に向けた門があるフエ城について紹介された。午門は主な門であり、大内の表でもあり、５つの扉、９枚の屋根と１００本の柱(完璧を表す)がある。皇城は宮殿、グエン王朝の祖先を崇拝する神社と紫禁城を保護した。禦林園におけるすべての工事は実物のように再現された。

フエ城を通るフオン川にそって、私たちは引き続きチョンティエン橋、ヴァンラウ渡船場、トォンバック庭、ティエンム寺、ホンチェン殿などを見学した。誰が見ても、その建造物は実物の遺跡のように見えた。特に、フエを研究する学者は禦林園において最も精巧に再現されているのは、戦争で破壊された部分の再現である。
 

フオン川に囲まれたフエ古都 フオン川に架かるチュオン・ティエン橋 再現されたティエンム寺 ザーロン廟の後はグビン山に向かう 禦林園を訪問している客に、禦林園における建築について直接説明しているグエン・タイン・トゥン氏

トゥン氏によって、禦林園を通じて、フエを訪問したことはない人がフエが理解できるようになるという。フエを離れた人や外国人の観光客の他、学生たちも禦林園を訪問し、古都フエの歴史を理解する。

文：グエン・ヴー・タイン・ダット
撮影：ダン・キム・フオン

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