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神秘、慈悲の聖地イエントゥー

すべての人々はイエントゥーを訪れた際、自らの目でチャン・ニャン・トン王(1258-1308)が王位を退位後、出家した場所を見ることができる。チャン王はここでチュックラム(竹林)禅派を創設し、ベトナム仏教の聖地を築き上げたのである。


独特様式のドン寺が位置するイエントゥー山脈の頂上までの散歩道


銅(ドン)寺の前
において、儀礼を
している仏徒


始祖が祀られた
祭壇の前で


イエントゥーのチュックラム禅院

すべての人々はイエントゥーを訪れた際、自らの目でチャン・ニャン・トン王(1258-1308)が王位を退位後、出家した場所を見ることができる。チャン王はここでチュックラム(竹林)禅派を創設し、ベトナム仏教の聖地を築き上げたのである。

毎年、イエントゥー祭りになると(陰暦1月10日から3月末まで)、国内外の観光客はイエントゥー(クアンニン省)に向かい、この聖地へ参拝し訪れる。ハノイから約100km、車でウオンビー町を通り抜けるとイエントゥーの名所地域へと入る。昔、イエントゥー山脈と伝説のフーヴァン頂上までの道は草と竹、あるいは松などの緑の下に隠れた狭い散歩道であった。しかし、現在ではロープウェーがあり、頂上まで1kmの距離をでイエントゥーの大パノラマが眺望できる。それからまた、他の観光地へ向かって歩いていくのである。しかし、今でもこのロープウェーを使わず、従来の散歩道を選ぶ観光客も少なくないという。ゆっくり歩きながら好きなところに寄ったり、自然の美しさとチャン王朝時代の独特な建築を見たりすることが好きな人々には、この方が適しているのかもしれない。彼(彼女)らにとって、険しい山道は大変興味深いチャレンジであり、仏教の聖地に対する尊敬を込めた旅路なのである。

イエントゥーへの参拝時、樹齢700年もの古木のある松の林がある「松の道」に入る前、ザーイオアン寺、ザーイオアン泉に関する伝説を想いを馳せる。そして、ホアイエン寺と周辺の各寺院群は、イエントゥーの遺跡群の中核をなしている。自分自身の目でこれらの寺や塔群と独特な建築様式を見ると、遠い昔の人々の洗練された才能、創造性を感じられるに違いない。ホアイエン寺近くのタップトーと呼ばれる古い石塔は、チュックラム禅派の始祖であるチャン・ニャン・トン王の墓である。それから、狭い道に入って少し行くとグーゾイ(王様の水浴び場所という意味)滝に出会う。雨の日には水が真っ白になり、勢いよく落ちるその滝は本当に素晴らしい景観だ。さらに山道に沿って進むと、フーヴァン頂上に到着。標高1068mに位置しているドン寺に参拝できる。この頂上は、ベトナムの北東地域で最も標高が高いことで知られており、青空の日には展望台として遠くまで周囲の景色の美しさを堪能できるのである。


りに合わせてイエントゥーへ参拝する観光客

チュックラム禅派が創設されて700年以上の歳月が経過したが、ここイエントゥーは相変わらず、昔の仏教の聖地としての美しさ、そして神秘性を持ち続けている。

文:トゥアン・ロン(Tuan Long)
写真:ティエン・ズン(Tien Dung)、チョン・チン(Trong Chinh)、ヴァン・チュック(Van Chuc)

トゥアン・ロン(Tuan Long) - ティエン・ズン(Tien Dung)、チョン・チン(Trong Chinh)、ヴァン・チュック(Van Chuc)

仏教界の人材、才能の修行場

仏教界の人材、才能の修行場

ベトナムでの仏教学院の建設と発展は、単なる全国での僧侶の学びへの需要を満たすためだけでなく、ベトナム仏教協会が新時代を担う道徳と才能ある人材を選択し、育成するためなのである。

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