ティック・ミン・ヒエン( Thich Minh Hien )僧侶(ハタイ省のフォン寺を管轄)による「東西-雪と花」をテーマとした写真 108 枚を通じて、ベトナムの芸術愛好家たちは、中国のチベット、日本の仏教文化について実に興味深い発見が出来たに違いない。
 ハノイでの写真展で作品を紹介するティック・ミン・ティエン僧
ティック・ミン・ヒエン( Thich
Minh Hien)僧侶(ハタイ省のフォン寺を管轄)による「東西-雪と花」をテーマとした写真108枚を通じて、ベトナムの芸術愛好家たちは、中国のチベット、日本の仏教文化について実に興味深い発見が出来たに違いない。
この「東西-雪と花」コレクションのモノクロ写真は、仏教の地での山、花、雪、寺、そして人間の風景の叙情的な美しさのみならず、作者が訪れた世界の2つの大きな仏教文化の哲学も表現した。特に、日本の白い桜とチベットの山の白い雪が純潔さと穏やかさは、まるで禅の彩色を有しているようである。
ハノイと古都フエで展示された人生の108の感情を象徴する108枚の作品群は、ベトナムにおける中国のチベットと日本の仏教文化との出会いとも言えるだろう。また、ベトナムの仏教文化と世界中の仏教文化との特色のある交流の空間をも作り出した。なお、同展示会はホーチミン市でも開催される予定となっている。
 大昭時の鐘 –
チベット(中国)
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 nbsp;嬉しさ –
チベット(中国)
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 三歩一拝 –
チベット(中国)
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 平安京の渡月橋 –
日本
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 桜の花 –
日本
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 ラサのポタラ宮–
チベット(中国)
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文:タイン・ハー(Thanh
Ha) 写真:
ティック・ミン・ヒエン僧
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タイン・ハー(Thanh Ha) - ティック・ミン・ヒエン僧