春を楽しむ活動とともに、国の発展、家族の平安と繁栄、子孫の学業の進展を願って新年の「書」を求める習慣は、多くの人々によって守り継がれている伝統文化の美しい表現です。
1月31日にあたる旧正月3日、文廟・国子監では書道ブースに多くの人々が訪れ、新年の健康と成功を願って「書」を求めました。
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「私はホーチミン市のヴオン・ダオ・ジエウ・リンです。今年は高校3年生で大学受験を控えています。合格と登科の文字をお願いしました。高校と大学の試験に合格し、素晴らしい成功を収めたいと思います」
「私は早朝から参拝に来て『書』をいただきました。とても落ち着いた気持ちです。毎年、旧正月3日にはここに来ています。来年の学業と仕事に自信が持てる気がします」
文廟・国子監で開催されている旧正月の春の書展、書道展、「ベトナム・私の故郷」をテーマにした写真展などを訪れたハノイ在住のファム・ミン・ザンさんは次のように語っています。
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「テトは家族団らんの期間です。今日は、イタリア人の親戚全員がベトナムに来て、一緒にテトを祝いました。私たちは、初春を祝うために文廟・国子監を訪れました。私は故郷や祖国、家族、そして民族の源を愛しています」
(VOVWORLD)