3日午前、ハノイでベトナム共産党のトー・ラム書記長を議長とする政治局・書記局の会議が開催されました。この会議では、第13期中央委員会第11回総会の決議および政治局・書記局が示した各級機関の組織機構と行政単位の再編に関する実施状況と進捗が協議されました。ルオン・クオン国家主席とチャン・タイン・マン国会議長も同席しました。
会議で出された報告によりますと、各地方は中央の方針を積極的に取り入れ、上級機関の要求に沿って主体的に行政単位の再編計画を慎重に準備してきました。全体として、この取り組みは早期から一貫して強力に推進されています。
政治局と書記局は具体的な指針を適時に提示し、各級党委員会は地方が実施するための詳細な指導文書や規定を整備しました。この行政改革の取り組みは、幹部、党員、市民の各層から高い支持を得ています。
会議の総括で、トー・ラム書記長は次のように述べました。
(テープ)
「各級の党委員会は、基層レベルの党大会から省レベルの党大会まで、政治局の指示第45号に沿って適切に準備を進めてください。特に統合・合併する地方では、文書作成と人事配置に細心の注意を払う必要があります。また、再編の影響を受ける職員に対しては、政治・思想面でのケアを行い、規定に従った適切な処遇を確実に実施してください」
さらにトー・ラム書記長は、組織再編を進めながらも社会経済発展の目標を確実に達成するよう強調し、予算のバランスを保ちつつ、再編に伴う各種支払いを適時に行うための資金配分の重要性を指摘しました。
(VOVWORLD)