シンポジウムでは「ドイモイ事業を行ってきたこの30年、農業農村の工業化と近代化は党と政府の重要な関心事である」との見解で一致しました。ブ・バン・ニン副首相は「この30年、農業経済は重要な成果を収め、農民の生活水準の向上と貧困率の削減に寄与してきた」と明らかにし、次のように語りました。
「農業生産の効率を向上させるのは差し迫った問題です。ベトナムは農業発展に関して、チャンスに恵まれる他、多くの試練にも直面しています。そのため、それぞれの地方の強みを活かせる製品を見出す必要があります。社会主義を志向する市場経済を進めているベトナムにとってこれは重要な意義を持っています。農民だけでなく、企業や政府もこの問題を解決する責任があります」
このように語ったニン副首相は「世界各国と競い合うため、農業生産の効率を向上させる必要がある。これを実施するためには、機械化を推進しなければならない」と強調しました。
ソース:VOV