先祖代々受け継がれてきた伝統的な治療法を継承し、40年にもわたって発展させてきた漢方医グエン・タイ・ハー(Nguyễn Thái Hà) は、ベトナムの伝統医学に多大なる貢献をしただけでなく、地域社会の癒しの仕事において東洋の星という足跡を残しています。彼は現在、ベトナムの伝統医学とズオンシンの応用研究所の所長であり、サオ・フオン・ドン(Sao Phương Đông)医学・薬学会社の取締役会会長を務めています。
薬の伝統を受け持つ家庭に育った漢方医グエン・ タイ・ ハーはグエン時代の太医クイ・コンの14番目の孫です。彼の父、漢方医グエン・ヴァン・キム氏は薬と鍼治療で病気を治療することで有名です。過去四百年間、彼の一族は多くの古代の医療文書、代表的な書物としては『トゥー・ティー・チャン・キュウ・ダイ・トォアン』(レー王朝タイ診療所、中国語版、17世紀)を保存してきました。