フー大臣によりますと、ベトナムの共産党と国家は少数民族を対象とした様々な優遇政策を取っており、少数民族の物心両面での生活を改善していますが、今年、いくつかの優遇政策が期限切れとなり無効になることを前に、中長期的な政策の作成が求められています。
また、展開過程に便宜を図るため、いくつかの優遇政策を一つにすることや新しい状況に沿って追加することなども必要であるとしています。フー大臣は次のように語りました。
「これから、少数民族の人々を対象とした財源支援政策の積極的な展開に特別な関心を寄せる必要があります。その支援額の限定を上げるとともに、有効な各政策を政府の決議にして貧困削減への特別な関心を示した方がいいと思います。関連各省庁と地方はそれらの政策や決議を速やかに実施しなければなりません。」
なお、少数民族が多数住む地方では、かつて、貧困状態にある世帯の割合は7、8割でしたが、政府の優遇政策により、貧困状態から脱出した世帯の割合は年間8%前後であるとしています。
:VOV